弊研究室の阪井裕太郎准教授が環境経済・政策学会(SEEPS)の2025年度奨励賞(SEEPS Young Achievement Award)を受賞しました。こちらの賞は、”環境経済・政策分野の奨励に値する論文あるいは著書を執筆した、原則として40歳以下の者に授与する賞(SEEPS HP参照)”とされています。
今回、阪井先生が受賞されたのは、最新技術を用いて水産物の鮮度を数値化し、食品の鮮度に対する消費者選好を分析した以下の論文についてです。受賞理由としては、”食品の品質属性に関する経済的価値分析に新たな方法論的領域を開拓しており、分野横断的に拡張可能な点からも高く評価できる。(中略)鮮魚市場における鮮度の重要性を示しつつ、消費者の厚生向上につながる鮮度保持策とその有用性についても言及しており、今後の政策立案に重要な貢献をなす研究である。”との評価をされています。
Sakai, Y., Tada, T., Nomura, T., & Yagi, N. (2024). The Welfare Value of Freshness: A Hedonic Price Analysis in the Retail Seafood Market in Japan. Marine Resource Economics, 39(1), 21-38.
論文はこちらからご確認いただけます。
(参照:SEEPS. (2025). 学会賞 受賞者リスト. SEEPS ホームページ. 受賞者リスト – 環境経済・政策学会)
